JAながのは、県農業農村支援センターと連携し、新規就農者や新たに果樹栽培を希望する農家を対象に果樹セミナーを開講している。講義は作業管理や農薬の基礎知識など座学の他、圃場を訪れ実際に行われている栽培技術や管理方法に触れる実技がある。また、生産者との交流を通して将来像のイメージや実務者ならではの栽培情報など共有し理解を深めていく。
4月17日、須高営農経済センターでは40人が開校式と初回講義を受講した。講義は一年を通じて11回開講され、果樹の生育管理に合わせたカリュキュラムで進めて行く。参加者の一人は、「果樹の栽培は初めて。不安もあるけど楽しみながらしっかり学びたい」と意気込だ。また、同青木紀明センター長は「基礎があって熟練の技がなせるもの。皆さんの農産物がJAへ出荷される日を楽しみにしています。」と激励した。