南信州の畜産応援キャンペーン実施中

JAみなみ信州
キャンペーンへの応募を呼び掛ける伊藤課長
キャンペーンへの応募を呼び掛ける伊藤課長

JAみなみ信州が事務局を務める長野県家畜改良協会飯田支部と同JA農政対策協議会は、生産資材高騰により厳しい経営を強いられている畜産農家を支援し消費拡大につなげようと、4月1日~21日までの期間「南信州の畜産応援キャンペーン」に取り組んでいる。このキャンペーンは対象店舗(同JA農産物直売所およりてふぁ~むと同JA管内A・コープ5店舗)で期間中に購入した牛肉・豚肉・農協牛乳の購入金額が合計2,000円以上のレシートを各店舗に設置してある応募用紙に添付し、応募箱へ投函する。当選は賞品の発送をもってかえる。同JA農産物総合DMセンターでも扱う「南信州牛特選和牛ステーキ」や「南信州銘柄豚」など豪華賞品が抽選で合計56名に当たる。
同JA営農部畜産課の伊藤正洋課長は「この地域の畜産を守るために、生産者が安全安心にこだわり生産する畜産物のおいしさを知ってもらい、食べて応援してもらいたい」と話し、キャンペーン応募を呼び掛けている。
同JAの畜産業は酪農・肉牛・繁殖和牛・養豚・養鶏・山羊の6つの部会、122人の生産者によって営まれ、同JAで2番目に販売金額が多い。高品質ブランドとして南信州牛が確立し、養豚は県内で約3割の生産を誇り県内の食肉供給を支えている。高齢化や厳しい畜産情勢の中、廃業となるなど苦しい環境下の中、2022年度、23年度と同JAでは独自の緊急支援対策を実施し支援している。

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