JAながのは4月15日、管内産のりんごを使用した焼き菓子「りんごショコラ～信州のかがやき～」の発売を開始した。色合いや形、キズもので出荷できない規格外のりんごを材料したもので、チョコレートの濃厚な甘さとリンゴの程よい酸味にとろける口どけ食感が楽しめる。JAでは3年目にも同様に規格外のりんごで「食べられるフルーツティー」全6種を販売しており、SDG’S商品第2弾として売り出す。生産者への農家所得の向上につなげる狙いだ。
ショコラ生地にはりんごピューレを練りこみ、チョコレートでコーティングされた表面にドライ加工を施したりんごを散りばめた。包装するパッケージもこだわった。赤を基調に宝石箱をイメージさせる模様にしたことで高級感が感じられるよう工夫した。
企画を担当した営農部販売企画課の勝野珠樹さんは「幾度もの試作を繰り返しようやく完成した。新たな長野のお土産として多くの人手に取っていただき、りんごの魅力が伝えたい」と話す。
価格は3個入り税込1,080円とし、JAが運営する農産物直売所の他、公式オンラインショップで販売を進め、順次エリアを広げて行く。