各小学校・特別支援学校に「農業とわたしたちのくらし」寄贈

JA信州諏訪
山﨑教諭(左)に「農業と私たちのくらし」を手渡す浜統括所長
山﨑教諭(左)に「農業と私たちのくらし」を手渡す浜統括所長

JA信州諏訪は4月、管内小学校28校と特別支援学校1校に食農教育補助教材「農業とわたしたちのくらし」を寄贈している。全国のJAが毎年この時期に行っている取組み。各地区統括所長や職員が、管轄する市町村の小学校に訪問し、学校関係者に手渡した。
JA、信連、農林中央金庫で構成する「JAバンク」による「JAバンク食農教育応援事業」の一環。
教材は、小学5年生が対象。日本の農産物生産状況や、米や野菜が消費地に届くまでの過程などをA4版フルカラー28ページで掲載している。
岡谷市のJA岡谷支所は4月10日、同市の岡谷田中小学校を訪問。5学年の山﨑慶太教諭に児童用、教師用指導書を手渡した。
山﨑教諭は「教材は今後の授業で有効活用させていただく。児童には今年、お米が作られる過程を知識としてだけでなく実体験もしてもらうので、1年を通して学びを深め、農家の方へ思いを寄せられるようになってほしい」と話した。
同支所の浜純二岡谷地区統括所長は「稲作体験や教材の活用で、毎日食べているお米がどのようにつくられ、食卓に運ばれているのか学んでほしい。農業に親しみを感じてもらえればうれしい」と話した。

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