農業の担い手育成をめざして

JAグリーン長野
品目紹介を行う営農技術員
品目紹介を行う営農技術員

JAグリーン長野は4月13日、「グリーン農業講座」を開講した。農業の担い手育成を目的に、定年帰農者や農業に興味を持つ人、新規就農者などを対象に、管内で栽培される農産物にかかる基礎知識を「広く・浅く」指導するもの。JA広報誌で募集し15人が受講する。
初回はJA営農センター2階での座学。水稲・野菜・花・果樹のそれぞれの営農技術員が4月から5月の作業や、JA推進品目の紹介を行った。「花」の講義では、「コギク」や「ユーカリ」「シャクヤク」「トルコギキョウ」など、花き部会とJAで推進する品目について、パンフレットで示し初期投資や難易度に触れながら、導入検討を勧めた。受講生の一人は「今まで花栽培について知らなかったが、新たに知れてよかった。コギク栽培に興味を持った」と話した。
初回オリエンテーションで石坂裕一営農販売部長は「初級のこの講座で農業の基礎を広く浅く学んでいただき、中級となる品目別セミナーや、生産部会への加入などステップアップしてもらいたい」と激励した。
グリーン農業講座は4月から1月まで毎月1回・計10回の講座を予定する。

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