「誰一人取り残さない」問う思いを胸に、フードドライブ活動を継続

JA信州うえだ
食品を社会福祉協議会職員へ手渡す久保部長(長野県上田市で)
食品を社会福祉協議会職員へ手渡す久保部長(長野県上田市で)

JA信州うえだ女性部では、SDGsについての学習活動と、その実践活動の一環として「フードドライブ」の実施に取り組んでいる。
同部では2020年7月、当時の3カ年プラン内で掲げた「フードドライブ」の実施を目指し、地域でフードドライブ活動を行う団体を講師に研修会を開催。地域の現状やフードドライブ活動の目的、地域で果たしている役割を学んだ。同部の久保町子部長が「今日聞いたお話を活かして私たちにもできる事をしましょう」と声を上げ、研修や会議に合わせて、フードドライブの活動を実施することを決めた。以来、各支会の会議や活動の際に、部員が缶詰や乾麺などの食材を持ち寄り、「フードドライブ」活動を続けている。
3月29日には、「JA信州うえだ女性部総会」でのフードドライブで集まった米、乾麺、調味料、缶詰めなどおよそ250点を、久保部長が上田市社会福祉協議会へ届けた。
久保部長は、「『誰一人取り残さない』という部員の思いが込められた食品。地域に役立てて欲しい。これからも継続して行っていきたい」と話した。

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