初の通年園芸講習会企画 初回は米作りの基礎学ぶ

JAあづみ
米作りのポイントを解説する手塚係長(中央)
米作りのポイントを解説する手塚係長(中央)

JAあづみ営農経済事業部は6日、安曇野市堀金のJAファームみどりの店で「みどりの農業園芸講習会」を開いた。地域住民ら約10人が参加し、米作りの基礎を学んだ。
同講習会は、新たな農業への挑戦と多様な担い手の確保を目的に初めて通年で企画した。初心者向けのスタートコースと技術向上が目的のステップアップコースがあり、スタートコースの初回「いまさら聞けない米作り一年生」と題して講習会を開いた。講習会で紹介された資材も買うことができ、店舗のPRも兼ねている。
同JA堀金地域営農センターの手塚富康係長が講師を務め、米作りの作業工程や代かき、水管理などのポイントを説明。手塚係長は「苗づくりは収穫量に直結するが、初めての方には難しい。農協で売っている苗を使って作ってみることから始めていただければ」とアドバイスした。ほかにも、代かきや肥料を撒くタイミング、収穫期などについても丁寧に教えた。
営農経済事業部資材課の中谷通昭課長は「受講者が農業に挑戦するきっかけになれば嬉しい」と話した。
受講料は材料費等が別途かかる場合を除き、各回200円。スタートコースは2025年2月15日まで、ステップアップコースは5月18日から25年3月22日まで。約2か月ごとに各6回開催する予定だ。

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