地元企業を身近に 学び深まる冊子寄贈

JAあづみ
企業・団体の代表として冊子(パネル版)を贈る二村常務(左)と橋本教育長(右)
企業・団体の代表として冊子(パネル版)を贈る二村常務(左)と橋本教育長(右)

長野県伊那市の広告代理店アド・コマーシャル(赤羽悠一社長)は、安曇野・大北地域の企業、団体の仕事を紹介する小学生向け冊子「わたしたちの街の社会見学2024年度 安曇野・大北版」を制作し、安曇野市教育委員会に寄贈した。
掲載地域の市町村教育委員会にも贈り、全22小学校の4.5年生2397人に1冊ずつ配布され、社会科見学の事前学習などに活用される。各地域の図書館にも寄贈する。冊子の寄贈は2017年から始まった。
冊子はB5版24ページの全面カラーで、総合JAや製造業、建設業、食品加工業など13社・団体を掲載。安曇野の農業と暮らしを支えるJAあづみや、最先端の技術に優れた企業の取り組みを、イラストや写真で分かりやすく図鑑形式でまとめられている。
11日、安曇野市役所で贈呈式が開かれ、冊子に掲載された同JAの二村恵常務理事が企業・団体を代表して、同市教育委員会の橋渡勝也教育長に冊子を手渡した。
二村常務は「地域を支える企業や業界を知り、一人でも多くの子どもたちが地元を支える存在になって欲しい」と願い、橋渡教育長は「地域で活躍する子供たちを育むため大切に活用させていただく」と感謝していた。

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