食糧専門委員会通常総会開催 専門委員会長に丸山新悟さん(西穂高)

JAあづみ
最優秀賞を受賞した山田さん(右)
最優秀賞を受賞した山田さん(右)

JAあづみ食糧専門委員会は4月4日、安曇野市豊科の安曇野スイス村サンモリッツで2023年度通常総会を開いた。支部の代表者や役員、JA役職員ら約60人が出席し、23年度事業報告や24年度事業計画、役員改選など4つの議案を審議し、可決した。
役員改選では、専門委員会長に丸山新悟さん、副専門委員会長に青栁聡さんと丸山貴史さんを選出した。丸山会長は「JAや関係機関らと連携し、食糧事業を発展させていきたい」と意気込んだ。
23年度は6月下旬以降、常態化する異常気象の影響で、高温障害による白未熟粒や同割れ米などが散見されたが収量は平年並み、一等米比率は95.8%に留まった。集荷実績は前年対比1.4%増の194448俵、米や麦など食糧全体の販売実績は同比0.5%増の36億3000万円だったことを報告。
24年度事業計画は、水稲情報発信のために年7回程度発行する「稲作だより」や同割れ米防止のため管内18地点に設置した「積算温度計」の継続活用、水田循環型農業の面積拡大などを確認した。
また、23年度水稲品質改善共進会の表彰式も行われ、最優秀賞の長野県松本農業農村支援センター所長賞には山田信夫さん(=烏川)を始め10人の受賞者に賞状と記念品が贈られた。共進会は水稲の栽培技術や品質向上を目指すため、毎年11月に開き、出品数71点を審査。審査基準であるタンパク質やアミロース値などの食味分析値と、整粒や形質等の目視審査で上位10人を決定した。
最優秀賞以外の優秀賞は次の通り。( )は地区名。
▽優秀賞=寺嶋秀哲(穂高)、小松正廣(三田)、宮澤三寿(三田)飯沼克彦(穂高)

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