JAあづみ女性部は8日、安曇野市豊科の安曇野スイス村サンモリッツで女性部リーダー研修会を開いた。各支部の役員ら約70人が出席し、各委員会の年間活動計画を確認。仲間とともに協同組合活動とは何かを考えながら学び、女性部らしい活動やJA運動に参加・参画することを目指す。
女性部への加入促進や仲間作り運動、他団体と連携した活動への積極的な参加などを進める組織専門委員会、フードドライブやウォーキング教室など心と体の健康管理活動をする生活専門委員会、伝統食や料理講習会、収穫体験など食農活動をする食育委員会などの代表者が、2024年度の活動計画を発表した。
食育委員会の上原一美委員長は、24年度もJA管内の児童らに食と農の大切さを伝える「あぐりスクールサポート事業」やコープながの会員と一緒に野菜を作る「ふれあい農園」の参加、安曇野ハーフマラソンでのおにぎりの振る舞いなど、地域に根差した活動を展開すると説明した。
また、JAの金融・共済商品やJAでんき、JA葬祭事業、エーコープ商品についての紹介のほか、SDGsについての勉強会があり、部員らは真剣な面持ちで聞き入っていた。
矢口美智子部長は「新年度になり新しいメンバーで集まって、学び合うことができ、良いスタートがきれた」と笑顔で話した。