百聞は一見に如かず!女性部が凍霜害対策講習会

JAグリーン長野
燃焼法で使用するロウソクの準備方法を実演
燃焼法で使用するロウソクの準備方法を実演

JAグリーン長野女性部若穂総支部ぶどうクラブは4月5日、凍霜害講習会を初開催した。ブドウ栽培歴の浅い部員の「凍霜害対策をやったことがない」との声から、クラブ長の池田昌子さんが「百聞は一見に如かず」と、講習会の開催を発案したもの。クラブ員とその家族あわせて11人が参加した。
池田さんが講師となり、「燃焼法」で使うロウソクの扱い方や必要な資材、燃焼までの準備のポイントなどを実演しながら説明。様々な形状のロウがJAから納品されるため、形状に合わせた活用方法を伝えたほか、火をつける際に使う「芯」には古いタオルや新聞、綿の古布などを活用し、手ぬぐいは向かないこと、また、一缶に入れるロウの量など、要所に経験に基づいたコツや知恵を伝授。また、燃焼法を実践する他の部員からも補足が添えられ、池田さんは、「それぞれの家で工夫しながらやっていらっしゃるので、できる部分を取り入れて、面積などに応じて併用しながら実践していただければ良い」と話した。燃焼法をやったことがないという部員は「やったことがないのでイメージがわかず、実際に見ることができてとても参考になった。自分の園でも実践したい」と意欲を見せた。
講習にはJA営農技術員も出席。天気予報やJAの注意喚起情報を確認することや、凍霜害危険温度などを説明し、万全な凍霜害対策を呼び掛けた。

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