2023年度JA上伊那生産者直売部会定期総会 4議案を承認

JA上伊那
収穫感謝祭の様子(23年11月25日)
収穫感謝祭の様子(23年11月25日)

JA上伊那生産者直売部会は3月19日、伊那市のJA本所で2023年度の定期総会を開いた。部会役員やJAの西村篝組合長を始めとしたJA役職員など26人が出席。2023年度の事業報告や2024年度事業計画、役員改選など4議案が承認された。
23年度は前年度から続く生産コストの上昇に加え、野菜や果実、花きなど様々な農産物が春先の凍霜害や高温干ばつなど異常気象の影響を受け、生産者にとっては苦しい状況が続いた。一方で、コロナによる行動制限も解除され、直売所では4年振りに収穫感謝祭や朝市など積極的な集客イベントを開催し、消費拡大に努めた。
24年度は新鮮な品物が充実した直売所として、より多くの利用者に喜ばれる直売所づくり、生産者が気持ちよく出荷できる魅力ある売り場づくりを目指す。部会ではすでに今年度の出荷者講習会を実施。また、5年振りに部会員視察研修を実施する予定だ。
役員改選では部会長に福島正一郎さん(75)を選んだ。
西村組合長は「これからも小さい子どもにも安心して食べさせることができる安全安心な農産物を当たり前に出荷してほしい」とあいさつした。

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