南箕輪村にあるJA上伊那の農産物直売所ファーマーズあじ～なは3月23日と24日の2日間、農畜産物フェアを開いた。フェアには、提携している和歌山県JA紀の里ファーマーズマーケットめっけもん広場の職員が、特設テントで柑橘類の詰め放題を開催。コロナ禍明け初の提携JAによる対面販売となった。そのほかにも、地元産を中心とする農畜産物を特価販売し、多くの来場者でにぎわった。
同フェアは地元産の農畜産物の消費拡大を呼びかけるために毎月開催。上伊那の若手酪農家が企画開発した「酪農家のおもてなし牛乳」や上伊那産のきのこ3種類が入ったきのこセットなどを特価販売している。
初日の23日には、特別企画として2000円以上の購入者を対象に、1回100円で掴んだゴルフボール分のたまごをプレゼント。精米コーナーでは10％増量サービスを行った。
めっけもん広場による詰め放題では、この時期が旬の柑橘類7品種がずらりと並んだ。来場者はJA紀の里の職員に品種の特徴やおすすめの食べ方などを聞きながら、専用の袋いっぱいに柑橘類を詰め込んだ。
伊那市からの来場者は「袋いっぱいに詰めることができて、おまけもしてもらえた。品種ごとの特徴を教えてもらったので、家族と一緒に味の違いを楽しみたい」と笑顔を見せた。