諏訪市の小泉克英さん キュウリ出荷間近

JA信州諏訪
出荷間近のキュウリの生育を見守る小泉さん
出荷間近のキュウリの生育を見守る小泉さん

諏訪市の小泉克英さん(57)家族が栽培するキュウリの生育が4月、順調に進んでいる。2日に2024年出荷分の試し採りを初めて行い、家族で試食。4日の初出荷に向け栽培管理に励んでいる。
小泉さんは今年、3月1日からハウス2棟(計18アール)でキュウリの定植を始めた。品種は2023年に初めて採用したもので、「例年より多く収穫でき、食感もパリッとしていた(小泉さん)」ことから、今年も同品種を栽培している。
4月2日現在、初出荷に向けてハウス内を適温に保ち、1本ずつ苗を見て回り、摘芯、つる上げなどの作業を行っている。
初出荷からは日々、早朝に収穫後、選果・箱詰めを行い、同市のJAすわこ営農センターに出荷。夕方に再度収穫し、翌日分と合わせて出荷していく。同作型は7月中旬まで出荷。5、7、8月に新たに定植し、11月下旬頃まで出荷する計画だ。
栽培へのこだわりは父親の幸英さんから受け継ぐ、土壌改良微生物資材「コフナ」などを加えた土づくりだという。
小泉さんは「こだわってつくった土のもと、えぐみを抑え、甘くフルーツのように食べられるキュウリを出荷したい」と意気込んでいる。

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