ふれあい農園開園式 自分で作った野菜を味わって

JA上伊那
利用方法を確認する参加者
利用方法を確認する参加者

JA上伊那伊那支所は遊休農地を利用した「ふれあい農園」を毎年開いている。3月23日には、伊那市内4地区の農園に分かれて開園式を行い、利用方法や区画を確認。JA営農指導員による栽培講習会も開かれた。
この取り組みは、家庭菜園向けに区画整理した遊休農地を地元住民らに貸し出すことで、農業を身近に感じてもらうことが目的。1区画は約33平方メートルで、4月1日から12月31日まで利用できる。毎年好評で再契約者が多く、今年は近隣住民を中心とする個人や小学校など38組が申し込んだ。
上牧農園の開園式には8人が参加。講習会では栽培の基本となる畑の準備や、野菜苗の定植の仕方、雑草対策などについてJA営農指導員が説明した。今後、夏野菜が収穫期を迎える7月ごろにも病害虫対策や秋野菜の栽培について講習会を開く予定。
JA営農指導員は「毎年、多くの方に参加いただいている。自分で作った野菜をおいしく食べてほしい」と話した。

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