集荷目標15万俵 米穀専門委員会定期総会

JA佐久浅間
あいさつする小林新専門委員長(左)と新役員
あいさつする小林新専門委員長(左)と新役員

JA佐久浅間は3月23日、佐久市のJA本所で米穀専門委員会定期総会を開き、部会員やJA関係者ら50人が出席。2024年産米の集荷目標を15万俵(1俵60キロ)とする事業計画を承認した。「消費者に選ばれる特徴ある高品質な米づくり」を目標に、日本穀物検定協会食味ランキング「特A」の獲得、「一番うまい米コンテスト」の継続など、適正生産を進めながら良食味米産地として他産地と差別化を図り、農家所得の維持・確保に取り組む。
23年産米は、稲の生育は順調に推移し、田植えは概ね6月上旬には終了。田植え後は、天候不順の影響で生育が遅れたものの、好天になり平年並みに推移した。品質面では、JA全品種の1等比率は96.94%、「コシヒカリ」は98.77%。3年ぶりに食味ランキング「特A」を獲得した。集荷量は、前年比96.22%の13万9407俵だった。販売実績は前年比108%の21億200万円に達した。
役員改選では新専門委員長に、佐久市の小林利國さんを選任。小林専門委員長は「みんなで課題解決に取り組み、生産技術と食味のさらなる向上を目指そう」とあいさつした。

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