野菜専門委員会定期総会 全6議案を承認

JA信州諏訪
あいさつする2024年野菜専門委員会の新役員
あいさつする2024年野菜専門委員会の新役員

JA信州諏訪野菜専門委員会は3月22日、富士見町で第21回定期総会を開いた。委員・JA役職員約80人が出席。2023年度事業報告など全6議案を承認した。新委員長は中村武彦さん(原村)を選任した。
23年度の野菜販売実績は、数量220万1,760ケース(前年対比100.5%)、金額42億1,524万円(同113.6%)、単価1,914円(同113%)だった。
百瀬勝彦委員長は「天候不順などの影響で大変苦労する中、高品質な農産物出荷のため農家は日々努力している。今後も関係各位にお力添えいただきたい」とあいさつした。
小平淳組合長は「高温干ばつ、肥料などの資材高騰で難しい栽培環境の中、23年度も生産者の皆様の卓越した技術で多くの出荷をいただき感謝している。引き続き品質の良い野菜を生産いただきたい」と述べた。
24年度は、生産者のトータルコスト低減・手取り向上のため契約販売の再検討による再生生産価格の確保と販売強化、市場集約の検討などに取組む。また、産地維持に重要な新規就農者など担い手確保と育成のため引き続き新規就農セミナーや栽培現場視察会なども実施する。

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