ネットバンク使用による電話でお金詐欺の防止に貢献 訓練の成果発揮

JAながの
感謝状を受け取る竹村支所長(左)と窓口担当者
感謝状を受け取る竹村支所長(左)と窓口担当者

JAながの安茂里支所では3月22日、インターネットバンキング使用による電話でお金詐欺(還付金詐欺)の被害を防いだとして、JAへ長野中央警察署より感謝状が贈られた。
長野市内の70代女性は「携帯電話が悪用されている」とした内容の電話があった後、現在使用の口座も悪用される可能性があるため、差し押さえになる前に口座開設をして、預金を移すように指示された。
その後女性はインターネットバンキング口座開設の手続きを行い、職員が女性へ口座開設における確認事務を進めていくうちに、開設理由が不明確な点を不審に思い、警察へ連絡。警察官が女性宅へ訪問すると女性の携帯電話に振り込め詐欺の犯人と思われる相手から電話があり、警察が対応した事で未然に防ぐことができた。
感謝状を受け取った同支所の竹村富雄支所長は「窓口担当者が不審に思い、同僚や上司に相談した事や、詐欺防止の訓練が役に立った。警察への連絡もスムーズにでき、連携が取れた事が防止に繋がって本当に良かった」と話しました。
JAでは今後も訓練を定期的に行うとともに、利用者への声掛けを徹底し詐欺防止に努める。

MENU