ハイランドフラワーの更なる発展に向けて 花き部会通常総会開催

JA松本ハイランド
就任のあいさつをする新3役
就任のあいさつをする新3役

JA松本ハイランド花き部会は3月14日、松本市のJAグリンパルで第32回通常総会を開催し部会員やJA役職員ら39人が参加。2022年度の事業報告や23年度事業計画や役員改選など4議案を可決した。
昨年は春先に極端な低温がなく、カーネーションやトルコギキョウなど多くの品目が順調に生育した。販売面では新型コロナウイルスが5類に移行したことから、大規模イベントやブライダル需要が増えコロナ前の需要に回復しつつあることを伝えた。また、消費宣伝活動において昨年10月にオープンした松本市博物館で開館記念フラワーアレンジメント展示を行ったことを報告した。
24年度は高品質な「ハイランドフラワー」の安定生産に取り組み、土壌診断を積極的に実施することで生産コストの低減と環境に優しい農業を目指すことを確認。公共施設機関などへのフラワーアレンジメント展示や各種品評会へ参加し、アピールする考えだ。
役員改選では、部会長にグラジオラス・ユリ専門部の上條浩一さん、副部会長にトルコギキョウ・ストック専門部の西村勝博さん、筑北支部の三澤拓矢さんが選ばれた。上條部会長は就任のあいさつで「全国各地へハイランドフラワーの魅力を発信し花き部会を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。

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