原小・原中卒業式のフラワーアレンジメント・花束づくりに協力

JA信州諏訪
原小学校長らと「harahana花育プロジェクト」のメンバーにアルストロメリアとアネモネを届ける宮坂支部長(右から3番目)と鎌倉副支部長(左)
原小学校長らと「harahana花育プロジェクト」のメンバーにアルストロメリアとアネモネを届ける宮坂支部長(右から3番目)と鎌倉副支部長(左)

JA信州諏訪花き専門委員会原村支部は3月14日、原村の原小学校と原中学校の卒業式に合わせて、同村産のアルストロメリアとアネモネを両校に寄贈した。地元の花き生産者や愛好家らの有志グループ「harahana花育プロジェクト」の取組みに協力した。同グループのメンバーがフラワーアレンジメントや花束に仕上げ、卒業生の新たな旅立ちを祝福した。
同グループは毎年、地元産花きを仕入れて両校で花束などをつくり、卒業式に花を添えている。原支部の協力は2023年に続いて2回目。アルストロメリアとアネモネは、管内の代表的な花き品目で、3月上旬現在、出荷最盛期を迎えている。
原小学校で14日、寄贈式を開き、宮坂知子支部長と鎌倉君安副支部長がアルストロメリア100本とアネモネ240本を受け渡した。
宮坂支部長は「原村で美しい花が栽培されていることを子どもたち、保護者の皆様に知ってもらいたい。生産者の皆さんには、寒さや雪に苦労しながらも今年も多くの出荷いただき感謝している」と話した。
その後、同グループのメンバー5人が同校で、壇上に飾るフラワースタンドや卒業生の教室、来賓室に設置するアレンジメントを作る人、卒業生一人ひとりに送る花束を作る人など分担して製作した。桜の木や持ち寄った葉物なども活用。1つひとつ思いのこもった作品ができあがった。卒業式は15日に開かれた。
同グループの清水麻吏さんは「原村産の花をたくさん使って華やかに生けることができた。卒業生も在校生も、春に向かって楽しいことやワクワクが待っている。この花のように、自分の花を咲かせて学校生活を送ってほしい」と話した。
15日には原中学校で花束とフラワーアレンジメントを製作。卒業式は18日に開かれた。

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