ファームテラスみのわ生産者大会 新年度のスタートを景気よく

JA上伊那
景気よく目を入れる西村組合長
景気よく目を入れる西村組合長

JA上伊那が箕輪町から指定管理を受けて運営する農産物直売所ファームテラスみのわは3月8日、同店舗でファームテラスみのわ生産者大会を開いた。JAの西村篝組合長や箕輪町の白鳥政徳町長、農産物の出荷者など約60人が出席。令和5年度を振り返り、だるまの目入れで新年度をスタートした。
令和5年度は春の凍霜害や夏の高温・干ばつなどの影響を受けた農産物を中心に出荷が落ち込んだが、直売所全体の売り上げは約1億9900万円と目標を上回った。来店者は約9万6000人(2月末)となった。
大会では出荷者に対して廃棄となってしまった商品の持ち帰りやバーコードのはがれや付け忘れがないかの確認など、より良い直売所を目指すための取り組みを確認した。また、昨年度に同店舗で生産者直売として販売された農産物のトップ100を発表。リンゴやアスパラガス、ブドウといった上位の品目にとらわれず、広く栽培したものを出荷してほしいと呼びかけた。
西村組合長は「地域のものは地域で消費することが大事と感じる中で直売所はその役目を果たしている。引き続き多くの出荷をお願いしたい」とあいさつした。

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