食農補助教材を管内小学校37校へ贈呈 米などのできる過程を学んで

JA上伊那
教材を受け取る代表児童
教材を受け取る代表児童

JA上伊那金融部は、JAバンク食農教育応援事業補助教材「農業とわたしたちのくらし」を管内の小学校37校へ贈呈する。3月8日には、同部の福澤一成部長ら3人が伊那市立伊那東小学校を訪れ、代表児童3人へ110冊を手渡した。
この取り組みは「JAバンク食農教育応援事業」の一環で、水稲栽培などを体験しながら農業について学ぶ5年生を対象に、2008年から行っている。教材は食農教育や環境教育、金融経済教育が基本テーマで、子どもたちに食や環境、農業への理解を深めるきっかけをつくることを目的としている。
同校では教材を利用し、農業生産や農産物が消費者に届くまで、これからの農業などについて学習する。
この日は、今年度この教材を使って知識を深めてきた児童へ教材を贈呈。児童は「田んぼのヌルヌルした感覚が楽しかった」「自分たちが育てたお米を収穫することができてよかった」と1年間の授業を振り返った。
同部の福澤部長は「普段食べているお米や野菜がどういう風に作られているのかを知ってもらい、ぜひ将来につなげてもらいたい」と話した。

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