人気企画「あづみのキッチン」始まる 初回はおうちで簡単「中華料理教室」

JAあづみ
調理のコツを伝える山本さん(中央)と参加者ら
調理のコツを伝える山本さん(中央)と参加者ら

JAあづみが展開する料理教室「あづみのキッチン」が始まった。同教室は、共働きや核家族化により、子どもが家庭で料理を覚える機会が減っている中、次世代を担う子どもたちに食と農の大切さや、旬の味を伝える内容になっている。講師から直接アドバイスが受けられるとも好評で、2023年度は中華料理や伝統食、おうちごはんなどをテーマに計26回開催し、約400人が参加した。
JAあづみ営農経済事業部販売開発課は13日、安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」の食育ルームで、第1回あづみのキッチン「本格!!中華料理教室」を開き、組合員ら約20人が参加。人気中華料理店「四川乃華」を運営する(株)シセン代表取締役の山本経一さんを講師に、中華料理作りに挑戦した。
料理は中華の定番「餃子」や「エビチリ」のほか「回鍋肉(ホイコーロー)」の計3品。山本さんは「餃子を包むときは、底広な形を意識することで熱が具全体に伝わりよりおいしくなる」などとプロならではの助言を送り、参加者はおよそ1時間かけて調理し、出来立てを楽しんだ。
リピーターの女性は「この教室でないと聞けないコツがたくさんあり楽しい」と嬉しそうに話した。
今後、25年2月まで月2回のペースで様々な料理教室を開催する予定だ。

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