犯人の情報を全員で共有

JA佐久浅間
防犯訓練をする立科支所職員
防犯訓練をする立科支所職員

JA佐久浅間は3月6日、川西地区金融機関防犯協会と連携し、立科町のJA立科支所で防犯訓練を行った。緊急時の防犯態勢の確認と利用者、職員の安全確保が目的。警察署や近隣の金融機関、JA職員ら25人が参加した。
訓練は、拳銃を所持した男が窓口で女性客を人質にとり、現金を盗取して逃走する設定。窓口で女性客が手続きをしている際に背後から犯人が現れ『金を出せ』と女性客を人質に大声で要求し、現金を奪って逃走した。
窓口で対応した女性職員は「突然大きな声をかけられびっくりした。訓練だと分かっていても動揺する。いつも緊張感をもって業務に取り組みたい」と話した。
佐久警察署生活安全課防犯指導係長の渡邉有希警部補は「犯人逃走後、駆け付けた警察官へ拳銃の有無を最優先に報告し、職員が全員で犯人の情報を共有し伝えてほしい。また現場で手が触れた場所や足跡が残っている部分は有力な情報となるため保存をしてほしい」と呼びかけた。

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