第41回富士見町花き立毛品評会褒賞授与式 三井さんが最高位の富士見町長賞を受賞

JA信州諏訪
賞状と記念品を受け取る三井さん
賞状と記念品を受け取る三井さん

JA信州諏訪花き専門委員会富士見支部は3月12日、富士見町のJA会館ふじみで「第41回富士見町花き立毛品評会褒賞授与式」を開いた。支部員、来賓、JA役職員計27人が出席。同町の三井静明さんの施設きくが、最高位の富士見町長賞を受賞した。さらに6人が各賞に選ばれ、それぞれ賞状と記念品を贈った。
立毛品評会は、同支部の主な事業のひとつ。審査員がほ場を巡回し、生育状況や草姿、栽培管理、病害虫の有無などを審査することで切り花の品質向上・適期出荷につなげている。2023年度は、5月に2回切りカーネーション、7月に施設・露地きく、1回切りカーネーション、トルコギキョウ、11月にアルストロメリアのほ場計25点を審査。11月28日に総合審査を行った。
受賞者を代表し、三井さんは「豪雨・猛暑、肥料・資材価格高騰など厳しい環境下での栽培ではあるが、若い農家がとても頑張ってくれているので、今後も諏訪の花は発展していく。JA・行政の皆さんのお力添えをぜひともお願いしたい」と謝辞を述べた。
長野県諏訪農業農村支援センターの加藤彩さんが各品目の審査ポイントや良かった点、今後の課題を説明。加藤さんは「各品目受賞者の技術や栽培上の課題を共有、普及していきたい」と話した。

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