春の駒ケ根市東町9番地フェア 日ごろの感謝を込めて

JA上伊那
家庭菜園教室で栽培の注意点を説明するJA営農指導員
家庭菜園教室で栽培の注意点を説明するJA営農指導員

JA上伊那と同JAの協同会社である株式会社オートパル上伊那は3月9日、「春の駒ケ根市東町9番地フェア」を開いた。農作業や新生活が始まるこの季節に合わせ、農業機械や自動車などの展示・相談会を開催。また、オープンから3周年を迎えたJAファーム南部店の感謝セールやJA営農指導員による家庭菜園教室も行われ、多くの来場者で賑わった。
同フェアは店舗間の連携を深めることを目的に、営農センター制となり各施設が集約された2021年から開かれている。会場の9番地にはJAファーム南部店や南部LPガスセンター、農機駒ヶ根センター、オートパル駒ヶ根店などのJA関連施設が集まっている。
この日は、日ごろのご愛顧に感謝してお得な見切り品市や、トラクターなどの農業機械、コンロなどのガス器具、自動車などさまざまな商品を展示・販売。4店舗を回るスタンプラリーでは、スタンプを集めた来場者137人に上伊那が生産量日本一を誇るアルストロメリアの花束がプレゼントされた。
地域からの希望もあり開催した家庭菜園教室は、午前と午後合わせて39人が参加。JA営農指導員が植え付け前の土づくりや、人気の高いキュウリやトマトの仕立て方などを説明し、参加者はこれから始まる農作業に向けて知識を深めた。
南部営農センターの山本郁勇センター長は「資材店のオープンしたこの時期に合わせ、日ごろの感謝を込めて、4店舗一緒のフェアを開いている。スタンプラリーにも多くの方が参加してくれて、各店舗のことをより知ってもらうきっかけになった」と話した。

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