初心者に向けた桃せん定講習会

JAながの
桃のせん定について説明をする技術員
桃のせん定について説明をする技術員

JAながの北部営農経済センターでは2月29日、飯綱町平出で初心者向けの桃のせん定講習会を開催した。
飯綱町の桃はりんごに次ぐ主力品目であり、凍霜害の影響を受けにくい事や、糖度が高く、単価が比較的安定している事から、同地区での栽培の推奨と検討をしている生産者へむけた、基礎を学ぶための講習会とした。
同営農センターの小池由華技術員はせん定のポイントとして、日光や農薬の当たりやすさ、作業のしやすさの3つをあげ「リンゴ同様、日当たりや農薬の散布がうまくいかないと枝が枯れたり病害虫の発生につながる。また、どの枝においしい桃ができるのかを良く見極めていく事が大事」と話した。
参加した生産者からは、「今まで自家用でしか作っていなかったので今回をきっかけに出荷にもチャレンジできるようにしたい。」など意欲的な意見が出された。
JAの同センターでは今後も産地に見合った品種の推奨や講習会を開催し、生産者の手取り向上につなげていく。

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