JA佐久浅間は組合員を対象としたおかねセミナーを2月20日、佐久市の本所で開催し、組合員ら11人が参加した。
資産形成や資産運用について不安を抱く組合員らを対象にJAでも学習の場を提供することを目的。金融部ライフサポートセンター小須田達彦主査が講師を務め、2024年からはじまった新しい小額投資非課税制度（NISA）について、資産形成・運用の知識や方法について学んだ。
これまでつみたてNISAと一般NISAの非課税保有期間が限られていたが、新NISAでは無期限になった事や年間投資上限枠が増加した事、非課税保有限度額が拡大した事などを説明。
小須田主査は「資産形成を始める前に、いつでも使えるお金、しっかり貯めるお金、じっくり育てるお金とお金の色分けをする事が大事。当面使う予定がないお金がNISAを活用した資産形成・運用に適しており、将来どの位のお金が必要かを考えたうえで始めてほしい。また不明な点など個別に相談対応も出来るので気軽に声をかけてほしい」と話した。
JAでは2023年4月に、金融部ライフサポートセンターを開設し、資産運用や年金相談、農業融資など「お金の悩みの相談」の充実に取り組んでいる。