宮下一郎代議士との農政懇談会 上伊那の課題を国政へ

JA上伊那
事前の質問に答える宮下代議士と資料を見ながら確認する出席者
事前の質問に答える宮下代議士と資料を見ながら確認する出席者

上伊那農政対策委員会と上伊那農業者農政協議会は2月18日、伊那市のJA上伊那本所で宮下一郎代議士との農政懇談会を開いた。上伊那地域の農業が抱える課題を地元選出の国会議員であり、自民党県連会長へ伝えることで意見を国政の場に届け、反映させることが目的。当日は委員や会員など26人が出席し、活発な懇談が行われた。
懇談会に際し、同委員会は事前に生産資材コストの変動に対する対応について、国産飼料用穀物の生産拡大と定着についてなど、5項目の課題とその内容を宮下代議士に提示。懇談会当日は提示した課題に対して宮下代議士が資料を用いて説明した。
その後の意見交換では出席者から農畜産物への価格転嫁についてや、これからさらに進んでいくと思われるスマート農業についての質問が出され、農業をより良くしようと思う両者の活発な意見交換が行われた。
JA上伊那の組合長であり、同委員会の西村篝委員長は「有意義な懇談会になれば」とあいさつ。全体を通して同JAの営農経済担当常務でもある白鳥健一副委員長は「これからも農林水産業の発展に向けて尽力いただきたい」とお礼の言葉を述べた。

MENU