展示会で製作意欲UP

JAグリーン長野
「素敵ね」と作り方を教えあう
「素敵ね」と作り方を教えあう

女性部ニットソーイングクラブは2月29日、長野市篠ノ井の篠ノ井東支所旧生活店舗で作品展示を行った。13人のクラブ員が令和5年度に製作した洋服3~4着、全50着を飾り、クラブ員が互いに作品を見ながら評価しあったり、服をあてがって構想を深めたりし、次年度の製作意欲を高めた。
同クラブは、元女性部長の宮本良枝さんを講師に、女性部員の希望者19人が、月に1~2回、ニット生地を使って、好みの洋服を作り、技術を高めている。同部篠ノ井支部東福寺支部内で始まり、参加者は全域に拡大。初期から受講する部員に、宮本さんは「みなさんすごくうまくなってきている」と喜ぶ。作品は、JA女性部大会(1月)のファッションショーで紹介。自身らが身にまとって会場内を歩くと、「どうやって作るの?」「素敵!」と声が飛び、好評だ。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、1回の制作人数を3人一組にしたことから、クラブ員皆が集まる機会が減少。作った服を皆で見て、成果の披露やクラブ員間の情報共有、クラブ員間の情報共有にもつなげようと、展示会を年1回企画。クラブ員は「良いわね」「似合う」「私もこれを作りたい」と1着1着見たり、あてがったり、組み合わせを考えたりと、和気あいあいと会話に花を咲かせていた。クラブ員の一人は「とても楽しい。私もこれを作ってみたいと思うものばかり」とさらなる製作に意気込みをみせていた。宮本さんは「同じ生地でも全く違うものを作っていて、個性も出ていてそれこそ“世界に1着”の作品ばかり。部員さん同士も良い刺激になる」と話した。クラブでは、引き続き女性部員を対象にクラブ員を受け入れながら、活動を継続していく。

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