JA信州うえだ青木支所は2月22日、電話でお金詐欺の未然防止に貢献したとして、上田警察署の島田信司署長から表彰を受けた。
1月下旬に来店した青木村在住の女性組合員が、大変慌てていて落ち着かない様子だったため片岡康二支所長が対応。
詳しく話を聞くと、NTT社員を名乗る男性から電話があり「電話の未納料金を本日中に、取引先の金融機関から振込してください」と言われたことが判明した。
電話料金が数万円と高額であり、着信履歴の電話番号が個人携帯であったことから、詐欺の可能性があるため警察に届け出るように話して未然に防ぐことができた。
片岡支所長は「詐欺の手口が巧妙になっていて、上田管内では今年度2月現在で、1億を超える被害があったと伺った。組合員をはじめ地域住民の大切な資産が悪用されないためにも、積極的な声かけと的確な対応をこれからもしていきたい」と話した。
上田警察署の管内では、今年「電話でお金詐欺」の被害が7件、1億1,890万円発生している。(2月26日付)