特産干し柿の発展のため交流深める JAふくしま未来を訪問

JAみなみ信州
あんぽ柿工房を視察する部会員ら
あんぽ柿工房を視察する部会員ら

JAみなみ信州柿部会は7日、「伊達のあんぽ柿」のGI登録をきっかけに包括連携協定を結び交流を深めている福島県のJAふくしま未来を訪れた。昨年10月、JAふくしま未来伊達地区あんぽ柿生産部会がJAみなみ信州の市田柿工房に視察に訪れたこともあり、今回はJAみなみ信州同部会員9人がJAふくしま未来の「あんぽ柿工房みらい」を視察し、特産干し柿発展を目的に交流を深めた。
JAふくしま未来の同工房は原料柿の選別機、全自動皮むき機、燻蒸設備、自然乾燥循環装置、包装機を取りそろえ、あんぽ柿の加工選別・集荷から出荷までを一手に担う最新施設。JAみなみ信州の「市田柿工房」も稼働して今年10年目を迎える。生産者の作業負担の軽減を測り、生産基盤を拡充させるという同じ稼働目的であることから、部会員らは熱心に説明を聞き興味深く見学した。JAみなみ信州の原田健夫部会長は「あんぽ柿についてより詳しく知ることができた。干し柿の安定生産という同じ目的に向かって今後の生産への刺激をもらった」と話した。
同工房の菊池洋介センター長は「お互いの良いところを持ち寄り、情報交換しながら共に干し柿生産を発展させていきたい」と話した。
今後もお互いの干し柿生産発展のため交流を深めていく。

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