「市田柿出前教室」女性部ならではのアレンジでおいしさを伝える

JAみなみ信州
女性部員と一緒に調理を楽しむ児童
女性部員と一緒に調理を楽しむ児童

JAみなみ信州女性部高森支部は6日、県や市町村・農業関係団体などで構成する飯伊地区農村女性団体連携会議が行う「市田柿の出前教室 おやつ作りコース」の講師を務めた。高森町の高森南小学校4年生56人と市田柿を使った調理実習を行い、市田柿発祥の地で育つ児童らに市田柿のおいしさを伝えた。
この日は児童らが校内にある柿の木でとれた柿でつくった市田柿を使い「干し柿のピッツァ」を調理し、「市田かきなことココアまぶし」も味わった。児童らはギョーザの皮に市田柿や玉ねぎ、ピーマン、チーズなどの具材をたっぷりと乗せフライパンで蒸し焼きにし、焼きあがったピッツァに「おいしそう」「市田柿の色がきれい」と歓声をあげた。伊東晴さん(10)は「市田柿はそのまま食べたことはあるけれど調理したのは初めて。自分たちでつくった市田柿をもっとおいしく食べられてうれしい」と話した。
この日参加した同部員4人のうち2人は同支部フレッシュミズグループ「柿姫クラブ」のメンバー。これまでもアレンジフラワー教室を一緒に行うなど女性部の活動にフレミズも参加し一緒に地域を盛り上げようと協力している。同部の原純子支部長は「地元の子どもたちに市田柿の魅力を伝えられ、楽しそうに調理する姿に元気をもらった。フレミズの若い皆さんと一緒に活動できることもうれしい」と話した。

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