グリーンコネクトで「営農技術員」情報交換

JAグリーン長野
ブドウ栽培状況をグリーン長野の営農技術員が説明
ブドウ栽培状況をグリーン長野の営農技術員が説明

JAグリーン長野は2月21日・22日、滋賀県のグリーン近江営農担当の職員3人の視察を受け入れた。JA名に「グリーン」の付くJA間協定「グリーンコネクト」の一環。米や畜産を主力とするグリーン近江において果樹「ブドウ」「ナシ」の生産販売も取り扱っていく方針であることから、果樹主体に営農指導事業、生産販売を進めるグリーン長野における生産販売状況や共選施設や部会運営の状況、営農指導方針、ブドウ栽培技術などについて情報を交換した。
一行は、ブドウ園とJA共選施設を22日に視察。ブドウ園では、短梢せん定の若木と成木の園をそれぞれ案内。近江職員は樹や園地の状況を見ながら、作業内容から方法、期間、また、労働力に関することなど、多数の質問を熱心に寄せ、グリーン長野営農技術員が答えた。グリーン近江成田義幸営農事業部次長は「栽培技術だけでなく、共選等の仕組みなど細かいことを聞くことができ、また、生産者への接し方や指導なども違いがあり、非常に勉強になった」と話し、「本当に来てよかった」と視察に手ごたえを感じていた。グリーン長野職員も「主力の品目は違うけれど、県外JAの状況や違いを知り、自分たちの良いところも改善点も気づくきっかけになった」と話した。
21日の情報共有会議冒頭であいさつしたグリーン長野営農販売部中村剛部長は「グリーンコネクトで販売交流や青(壮)年部は長いことやってきたが、営農技術員などの職員間の情報交換は初めてであるので、ぜひお互いに生かしていかれれば良い」と話した。
グリーンコネクトは、グリーン近江・グリーン大阪・グリーン長野の3JAによる協定。「グリーンの絆」のもと、販売交流をはじめ、組合員(組織)交流を行い、協同組合間協同につなげている。

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