「部会で目指すぶどう」を選出 第7回ぶどうコンクール

JAみなみ信州
「シャインマスカットの部」最優秀賞の河合さん(左)と「ナガノパープルの部」最優秀賞の小笠原さん(右)
「シャインマスカットの部」最優秀賞の河合さん(左)と「ナガノパープルの部」最優秀賞の小笠原さん(右)

JAみなみ信州ぶどう部会と同JAは1日、第7回ぶどうコンクールの表彰式を開いた。部会員が増えている同部会では独自のコンクールを行うことで新規栽培者も含めた部会全体の生産技術の底上げを図っている。
今年度は同JAぶどうのメイン品種「シャインマスカット」、「ナガノパープル」の2部門で審査を行い、それぞれ最優秀賞と優秀賞の他今年度から新たに栽培7年目までの出品者を対象とした新人賞を設け選出した。
「シャインマスカットの部」最優秀賞は河合隆俊さん(高森町)、優秀賞3人、新人賞に瀧川睦さん(高森町)、「ナガノパープルの部」最優秀賞は小笠原義之さん(豊丘村)、優秀賞4人、新人賞に牛田博之さん(高森町)と荒﨑利彦さん(下條村)の2人を表彰した。
受賞者を代表してあいさつした河合さんは「皆さんの支えがあってからこその受賞。綺麗なブルームを保って消費者に届けられるようこだわりを持って栽培している。今年も消費者に喜んでもらえるぶどうづくりにより一層努めたい」とあいさつした。同コンクールでは今後クイーンルージュ®とナガノパープルを隔年でコンクールを開き、クイーンルージュの生産振興にも取り組んでいく。
また年間特秀比率の高かった生産者を特秀率年間最優秀生産者として表彰。シャインマスカットでは安藤則雄さん(高森町)、ナガノパープルでは河合蓮さん(高森町)をそれぞれ表彰した。
2023年度長野県園芸特産振興展品評会「第56回うまいくだものコンクールぶどうの部シャインマスカット」で安藤則雄さん(高森町)が全国農業協同組合連合会長野県本部長賞を受賞したことも報告された。

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