不審電話・災害の対策講習会

不審電話や災害について知識を深め、対策方法を学んだ講習会
不審電話や災害について知識を深め、対策方法を学んだ講習会

JA信州諏訪女性部茅野市ブロック湖東地区は2月15日、茅野市のJA茅野北部支所で、茅野警察署の警察官を講師に招き、不審電話・災害の対策講習会を開いた。部員と職員計12人が参加。詐欺などの不審電話や地震に関する知識を深め、対策方法を学んだ。
同署尖石縄文交番の鷲見圭亮さんと島田靖子さんを講師に招いて初めて行った。
長野県では現在、「電話でお金詐欺」への注意を呼び掛けている。多いのは架空請求詐欺で、最近では新型コロナウイルスに関連する詐欺もあるという。
鷲見さんは「一人で悩まず、家族・友人・警察に相談することが大切。防犯機能の付いた電話を使ってほしい」と呼びかけた。
また災害について、地震には海型と陸型があることを確認。海型は海が震源地で、実際に揺れるまでタイムラグがある。陸型は震源が浅いため、揺れがすぐ来て被害も大きい。同市を含むエリアでは、陸型の地震が30年以内に40%の確率で起こる可能性がある。
「災害時にすぐ持ち出せるよう、現金や常備薬、最低3日分の食料や飲料水などを詰めたセットを用意する。携帯ラジオがあれば、正確な情報を知ることができる」とアドバイスした。
参加した部員は「警察に相談することは敷居の高いことだと思っていたけど、親身になってくれて相談したいと思った」と話した。

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