中古農機販売会 好評の入札方式で実施

JAながの
入札希望価格を記入する来場者
入札希望価格を記入する来場者

2月10日長野市大町のJAながのフルーツセンター敷地内で、入札方式による「中古農機・掘り出し物販売会」が開催された。昨年から導入した入札方式が好評であったことから、今年度も同方式で実施となった。
近年の原材料価格や物流費高騰による値上がり、半導体不足等の影響で作業に欠かせない農機具が不足している状況から、中古品や実演機を「手頃な価格ですぐに使える」状態に整備し販売することで、農家の負担軽減と様々な農機具を見学し、購入の機会が得られるよう、JAでは台数の確保に努めた。
スピードスプレヤー、トラクターなどの機械やコンバイン、草刈機など入札用の中古機30台に加え、実演・展示用農機具約50台が並んだ。
来場者は希望する農機を選択し、購入可能金額を自身で考え記入した後、入札箱に投函。後日同センターより落札者に連絡がいく。
来場者は130人で、入札総数は29件となり昨年に比べて増加傾向となった。
トラクターの購入を検討し、入札用紙を記入した組合員からは「希望が通ることを願っている。こうした展示会は大勢の人にチャンスがあって良いと思う。」と話した。
JAでは今後も組合員に寄り添ったイベント等を企画・検討し、実施していく考え。

MENU