富士見高原病院に医療機器を助成 地域貢献に一役

JA信州諏訪
矢澤統括院長(右)に医療機器を受け渡す小平組合長(中)ら
矢澤統括院長(右)に医療機器を受け渡す小平組合長(中)ら

JA信州諏訪とJA共済連長野県本部は2月15日、富士見町のJA長野厚生連富士見高原医療福祉センター富士見高原病院に医療機器を助成した。同病院とJAの関係者ら10人が出席し、同病院の担当者が医療機器の特徴や性能などを説明した。
この取組みは、地域貢献の一環として交通事故被害者の救命や社会復帰の支援を目的に、2003年度から毎年行われており、延べ72病院に医療機器を寄贈してきた。
今回、寄贈したのは「生化学・免疫インテグレーション装置」(免疫検査装置)と「セントラルモニタ」(中央監視装置)の2機。検査装置は生化学と免疫力の2項目を同時に分析でき3月から人間ドックなどに使用される。監視装置はナースステーションに既に設置され、患者の心電図、血圧などを把握し、異常時にはいち早くアラームで知らせる装置。
JAの小平淳組合長は「地域の皆様に貢献できることは喜ばしい。医療機器を有効活用いただくとともに双方協力し合い、組合員、地域に評価されるよう今後も取組んでいきたい」とあいさつした。
同病院の矢澤正信統括院長は「共済事業の収益をこのような形で還元して頂きありがたい。今後も地域医療の質と量を向上させ地域に根ざした取組をしていく」と感謝と抱負を述べた。

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