JA信州うえだ営農経済部生産資材課は2月10日、グリーンファーム中央店で2024年度の「グリーンファームカレッジ」の申し込み受付を始めた。
気軽に楽しくできる家庭菜園の普及を目的に2015年から始めた。専門知識に長けたJA職員や業者の担当者が講師を務め、わかりやすいと地域住民から注目度が高い人気の講座だ。申込者は好きな講座を選んで受講することができる。
今年は新たに4つ増やし、21個の講座を計画。一部の講習会はウエブ会議システム「Zoom」で他地区の会場をつなぎ、年間で41回行う。
参加者が飽きないように要望を加味して、行政、メーカー、業者と連携した「害獣対策」、「ハーブの育て方と使い方」、「干し芋と切り干し大根の上手な作り方」など新たな講習を盛り込んだ。
年間（3～10月の毎月1回）でその時期の菜園作業がわかるものや農作業をいつまでも楽しむための体作り、生前贈与を活用した資産運用などJA事業の部門間連携を強化した講習も引き続き行う。
この日は、午前9時の開店と同時に10人ほどの列ができ、初日で57人の申し込みがあった。
申込者は「今回は新たに増えた講習を申し込んだので楽しみにしている」「初心者なのでどこで学んだらいいか悩んでいた。講座が始まるのが今から楽しみ」と話し、意欲のある声が多く聞かれた。
申込状況は当JAホームページまたはグリーンファーム中央店TEL.0268-29-8177まで
初回は3月12日（火）の「家庭用果樹の育て方」から始まる。