若手で産地を盛り上げる

JA佐久浅間
あいさつする小林専門部長
あいさつする小林専門部長

JA佐久浅間花き専門委員会は2月2日、佐久市の佐久グランドホテルで花き若手生産者の集いを開き、生産者やJA関係者ら22人が出席。カーネーション後継者グループやキク青年部など、品目ごとに活動する若手生産者が一堂に会した。
集いでは、カーネーションやキク、アルストロメリアなど品目ごとの2023年度の実績を振り返り、JA全農長野果実花き課の平谷敏彦審議役から花の病害虫防除などについて講習を受けた。講習では、農薬の種類や効率的な散布方法、高温対策の例として細霧冷房について説明。平谷審議役は「農薬の散布はRACコード(農薬の作用機構分類)をしっかりと見て、ローテーション散布や効果部位を変えることにより高い防除効果が得られる」とアドバイスした。
小林守正専門委員長は「農薬など困っていることや悩んでいること、疑問などの意見を出し合って、みんなの期待に応える会にしたい。若い生産者のみなさんは、今後生産の中心になっていく。しっかりと勉強して、今年度の反省を生かし、来年度も高品質の花きを栽培し、産地を盛り上げていってほしい」と呼び掛けた。

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