伊達大藤流仕立て研修会

JA佐久浅間
伊達大藤流仕立てを学ぶmomoLabメンバー
伊達大藤流仕立てを学ぶmomoLabメンバー

JA佐久浅間の桃担い手生産者グループ「momoLab(モモラボ)」は1月24日、桃の剪定研修会を開いた。メンバーやJA全農長野、佐久農業農村支援センター、JAの担当者ら14人が参加。福島県から疎植低樹高栽培である伊達大藤流を実施している草野等さんを講師に招き選定方法や管理方法を学んだ。
同グループは2017年に佐久市と小諸市で桃を栽培する7人がグループを結成。疎植低樹高栽培を導入するなど栽培技術の向上に取り組むとともに、生産者の高齢化が進み、担い手や栽培面積が減る中、産地の活性化を図っている。
研修会では伊達大藤流を実践している4人のメンバーの圃場を巡回し伊達大藤流実践者の草野さんから事前質問に基づき剪定方法や栽培における管理方法などの指導を受けた。
草野さんは「若いうちに実をならすと育たない。樹を育てる事を最優先しないと失敗する」と説明。
グループ代表の中澤征男さんは「早期多収仕立て方を実践し数量をあげ糖度や品質の良いものを若手メンバーで発信していきたい」と話す。
JAは、桃の低樹高栽培園の普及をすすめ収量の向上に取り組む方針だ。

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