JA洗馬が集落懇談会を開催

JA洗馬
地区ごとの分散会で意見を寄せる組合員
地区ごとの分散会で意見を寄せる組合員

JA洗馬は、2月6日火曜日、令和5年度集落懇談会を開催した。洗馬管内の正組合員農家、准組合員など合わせて約50名が参加した。開会に先立ち北沢泉代表理事組合長は「令和5年度は、旧本所の跡地処分・太陽光発電設備の設置・農事放送設備の撤去を行うことができました。6年度については、食料安全保障の強化に伴う食料・農業・農村基本法の改正に向け、生産コストの上昇分を販売価格に転嫁して生産者が優位にたてるようJAグループをあげて行動したい」とあいさつした。
懇談会では、JA洗馬の財務および事業状況、自己改革工程表について説明を行ったほか、地区単位の分散会を開催し、日頃の事業運営に対する多くの質問や意見を募った。なかでも「資材価格上昇や輸送問題と生産コストだけ目に見えて上昇しているが、価格転嫁してもらわないと厳しい。生産コスト上昇率に販売高が見合わない」などの意見が寄せられた。それぞれ寄せられた意見や質問に対しての回答は、JA内で協議し広報誌を通じて周知していく。
出席した寺澤武憲専務は「本日戴いた貴重なご意見を農協の中でしっかり検討して、これからの農協経営に活かしていきたい」と話した。

MENU