JAながの青年部 情報共有で栽培技術底上げを

JAながの
役員会であいさつをする坂口会長(写真中央)
役員会であいさつをする坂口会長(写真中央)

2月2日、JAながの青年部連絡協議会は本所(長野市中御所)で同青年部役員を対象に栽培技術情報発信会を開催した。
令和5年度、JAながの管内では凍霜害、干ばつ、高温等の被害が発生。品質や生産量に影響したため、栽培技術の発展途上にある青年部盟友(青年部員)に向け気象被害防止対策に関する情報発信を行い、次年度の栽培に活かすことを目的に、果樹や露地野菜の気象被害防止対策について講義を受けた。果樹全体を通しては、春先の凍霜害による被害が多く発生したことに触れ、長野県農政部農業技術課の鈴木剛伸さんは「気温は例年とほぼ変わらないのに被害が多いのは、生育が進んでいてそれにあった凍霜害対策がうまくとれていない事も原因と考えられる。」とし、令和6年度においても同様の被害が無いように「燃焼法と防霜ファンを併用し温かい空気を下へおろす事が大切」とアドバイスをした。
また、情報発信会終了後には役員会を開催。同青年部会長の坂口哲郎さんは、会議が有意義なものになるようにとあいさつ。加えて自身の役員任期が満了になる事から、感謝の言葉とともに次年度以降も活発な青年部活動にしてほしいと思いを伝えた。

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