スマートフォンサービスを積極的に推進

JAグリーン長野
通信業者講師からインターネット検索の方法を学ぶ受講者
通信業者講師からインターネット検索の方法を学ぶ受講者

JAグリーン長野は2023年度、組合員がスマートフォンでJAをより快適・便利に利用してもらおうと、スマートフォンで利用できるJAのサービスやアプリケーションを積極的に推進している。組合員の利便性の向上はもとより、JA職員の事務負担の軽減による営業力強化にもつなげたい考え。この一環としてJA広報誌エバーグリーン(Ever Green)12月号でスマートフォンを活用したJAのサービスを紹介するとともに、希望する生産部会対象にJA独自の気象観測情報を公開する「アグリネット」の講習会を開催したところ、利用登録者が1月中において55件増え787件になるなど、サービスの利用に期待と注目が集まっている。
さらにスマートフォンを通じたJA事業利用を促進しようと2月5日、NTT DOCOMOの協力を得て、「スマートフォン教室」を「組合員健康企画」として篠ノ井のグリーンパレスで開催した。スマートフォンの使用方法を学ぶとともに、スマートフォンの活用による「脳トレーニング」効果も狙ったもの。60~70代の組合員を中心に18人が出席し、電話のかけ方からインターネット検索方法など、基礎的なスマートフォンの使用方法を学んだ。出席者は「周りでもスマートフォンを使う人がほとんどだが、使い方が全く分からず参加した。JAでもスマートフォンのサービスがあると知ったので、いずれ利用できるようになりたい」と話した。出席者の多くが継続的な開催を希望したことを踏まえ、JAでは引き続き、スマートフォン講座の開講やJAのスマートフォンサービスに特化した講座も設けたい考えだ。

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