笑いで福呼ぶ 4年ぶりに開催

JAグリーン長野
笑い声が響く会場
笑い声が響く会場

JAグリーン長野年金友の会と女性部は2月6日、長野市稲里町のグリーンホールミナミで「新春きずな寄席」を開いた。新型コロナウイルスの5類移行に伴い、「初笑いで春よ来い福も来い」を題目に、4年ぶり10回目の開催。雪も残るなか会員・部員など190人が来場し、県内出身の噺(はなし)家の寄席を楽しんだ。
今年は初めてこの寄席に出席する女性の噺家、松川村を中心に活動する「まつかわ落語会」や長野市内の信濃家一門所属の社会人落語家、JA元役員で寄席の発起人である曽根原正さん(信濃家中蔵)など5人が高座に上がった。5人は古典落語の「あくび指南」「妾馬」「鈴ケ森」「抜け雀」「文七元結」を順に披露。来場者は5人の噺に聞き入り、時に笑いや拍手も起きていた。初来場の女性は、「コロナコロナでやっと来ることができた。楽しませてもらえた」と喜んでいた。
主催者を代表し、鈴木隆男常務は、出席者や関係者への感謝を述べるとともに「明るく朗らかに過ごしていただくと福の方からやってくるのでぜひ楽しんでいただきたい」と話した。

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