ハイジの里で節分イベント 福掴もうと手を伸ばして

JAあづみ
福豆をまくハイジの里運営協力会役員やJA役職員ら
福豆をまくハイジの里運営協力会役員やJA役職員ら

安曇野市豊科のJAあづみ大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」で2日から3日間、節分イベントを行った。豆まきのほか、店内の「北陸豊鮮」では新鮮な魚貝をふんだんに使った特選海鮮恵方太巻を販売。小玉リンゴ「ピンクレディー」や柑橘類の詰め放題、白菜なども人気を集めた。
期間中のレジ通過者数は3日間で、前年比323人増の3631人、売上は同比108万円増の797万円。節分を楽しもうと多くの家族連れで賑わった。
3日には、恒例となっている福豆まきを開催。千國茂組合長やハイジの里運営協力会の榑沼正次会長ら6人がハイジの里の駐車場で、同市にある穂高神社で祈祷した大豆が入った小袋1500袋や紅白餅500袋のほか、祈祷銭の入った小袋などをまいた。小袋の中には、米やみかん、調味料などの引換券が入った当たり券も用意した。
千國組合長は「安曇野農産物の五穀豊穣と来場者の皆様の無病息災を祈願し、豆まきをさせていただく。今後もハイジの里をご愛顧願いたい」とあいさつし、「鬼は外」「福は内」と威勢のよい掛け声で豆まきをした。会場には300人以上の来場者が集まり、今年の福をつかもうと懸命に手を伸ばした。危険防止のために小さな子どもたちには、最初に小袋やお菓子などを手渡した。
節分イベントを楽しんだ塩尻市の中野広治さん(69)は「今年の初めに孫が生まれ早くも『福』を授かった。家族が健康で幸多き年になるよう過ごしたい」と笑顔を見せた。

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