JA信州うえだ営農経済部生産資材課は、1月26日グリーンファーム中央店会議室で第2回ほうさくマスターClub講習会を開催した。
直売所・市場への出荷を目指す5人は、「防除日誌と栽培管理の注意点、直売所出荷のための心得」講習会を受講した。年5回シリーズの2回目。
この日は、全国農業協同組合連合会長野県本部東信事業所営農資材課の山浦遥夏さんを講師に「防除技術の基礎」と同JA営農経済部直販課の福田拓海さんが「直売所のススメ」と「農薬の安全・安心」について講習を行った。
今回は、病害虫の発生要因から、害虫・病気の分類、主要殺虫剤・殺菌剤の分類、適正な使用方法・防除方法等を学んだ。また、直売所の魅力から消費者目線からの販売方法、安全・安心な農産物生産等について同JA農業支援プラン、農業融資、生産資材をネットで注文できる「ポチッとFarm」、営農相談員の活動を説明した。
受講生からは「丁寧な説明で理解ができた」、「新しい知識が増え楽しかった」「時間が過ぎるのが早かった」「現場での具体的な話があってよかった。今後、始めるにあたり参考になった」と話し好評だった。
主催者からは「農薬の使用基準・使用時期・使用方法や直売所への出荷についてJA信州うえだとしてもサポートを行っていく」「生産者の仲間が増え産地を盛りあげていきたい」と話した。昨年に引き続きほうさくマスターClubを開催し、受講生同士対話を交わし「農」をきっかけに共感しあえる仲間作りを行っていく。