米作りの第一歩 水稲種子温湯消毒開始

JAながの
水稲種子を温湯消毒する職員
水稲種子を温湯消毒する職員

JAながのみゆき水稲種子センター(飯山市瑞穂)では、1月19日より水稲種子の温湯消毒を開始した。温湯消毒をすることで、水稲種子が伝染源となる病気の発生を防ぐ。消毒をする品種の7割がコシヒカリで3割は風さやか。
60度のお湯で10分間熱処理し、12度の冷水で3分熱を冷まして、脱水機にかけて水分を飛ばす。さらに乾燥機で3時間乾燥させて作業が完了する。
農薬を使用しない事で環境にやさしく、食の安全性への関心の高まりから、同地区で平成20年から取り組んでいる。3月末までに75トンの種子消毒を行う予定。
JAでは、消毒が完了した種子を受けとった後の管理方法として「無消毒の種籾と保管場所を一緒にしないことや、湿気の少ないところで保管すること」などのポイントをまとめた用紙を配布し、注意を呼びかけている。

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