長野県野菜品質向上共進会表彰式が1月23日、塩尻市総合文化センターで開かれ、松川村でアスパラガスを栽培している堀島貴広さんが全国農業協同組合連合会長野県本部長賞を受賞した。堀島さんは、自作のかん水装置でかん水と施肥を安価に自動化し、高反収を上げたことが評価された。この共進会は、長野県、JA長野中央会、JA全農長野、長野県園芸作物生産振興協議会が主催し、県野菜の重点振興品目であるアスパラガスの生産力を強化するために開催。堀島さんは「自分で作ったかん水装置が認められたことは、私にとって大きな励みになります。今後はアスパラガスの栽培において、反収2トンという目標に挑戦したい」と目を輝かせた。