伝統行事で園児と交流 女性部が保育園で餅つき

JAみなみ信州
協力し餅つきをする園児
協力し餅つきをする園児

JAみなみ信州女性部龍江支部の目的別グループ「つぼみ」は12日、飯田市の龍江保育園で、年少から年長園児35人と餅つきを行った。「つぼみ」は現在15人のメンバーで地元の小学校や保育園、福祉施設で郷土料理伝承を目的とした食育活動を行っている。同園では五平餅づくりや野菜栽培の指導をしているが「地域とのつながりをより深めたい」と10年以上前から餅つきも一緒に行っている。
この日はメンバー4人と同JA龍江事業所の伊藤和浩所長が同園を訪れ、園児らと臼と杵を使った餅つきや餅花づくりを行った。年長園児は1人で、年中・年少年園児は2人1組で餅つきを体験し「杵が重たかったけど楽しかった」と笑顔で話した。出来上がった餅はきな粉やゴマなどで味付けし一緒に味わった。
同園の近藤由美子園長は「昔ながらの臼と杵を使った餅つきを子どもたちに知ってもらう貴重な機会になっている。地域の皆さんと楽しく伝統行事を行えることはありがたい。今後も引き継いでいきたい」と話した。
同グループの前澤春枝代表は「メンバーも子どもたちとの交流を楽しみにしている。これからも郷土料理や伝統行事、安全安心な食を伝える活動を続けて行きたい」と話した。

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